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【上級】弾けるようになりたい!かっこいいクラシックのピアノ曲まとめ

【上級】弾けるようになりたい!かっこいいクラシックのピアノ曲まとめ

クラシックのピアノ曲、と言われてそれほどクラシック音楽に興味がない方であれば何となく優美な旋律でリラックスできそう……といったイメージをお持ちかもしれませんね。

こちらの記事では、そんなイメージをくつがえすような激しくも美しい、ダイナミックでかっこいいクラシックのピアノ曲を紹介しています。

ピアニストにとっては憧れの作品ばかりですし、発表会でも映えることは間違いのない上級者向けの名曲を中心にリサーチしていますから、技術的にも難しく華やかでかっこいいピアノ曲をお探しの方は要チェックですよ!

もくじ

【上級】弾けるようになりたい!かっこいいクラシックのピアノ曲まとめ

楽興の時 第4番 ホ短調「プレスト」Sergei Rachmaninov

哀愁のただようメロディーが印象的なセルゲイ・ラフマニノフの名曲『楽興の時 第4番 ホ短調「プレスト」』。

ラフマニノフはピアニストとしても評価が高く、非常に手が大きかったことで知られています。

もちろん、この作品でもそんな彼の手の大きさはしっかりと反映されており、右手のオクターブが何度も登場します。

難易度としては中級者でも弾けないことはないレベルですが、細かいスラーがあるにもかかわらず、スタッカートを強調しなければならなかったりと、意外に難しい部分が多いので、上級者でこの楽曲を練習したことがない方は、ぜひ取り組んでみてください。

Ryo

水の戯れMaurice Ravel

前衛的な楽曲で多くアーティストに影響を与えた偉大な作曲家、モーリス・ラヴェル。

こちらの『水の戯れ』は彼の最も有名な作品の1つです。

難易度としては『ラ・カンパネラ』よりは少しだけ簡単といったところでしょうか。

46小節と47小節の難易度が特に高く、右手に関してはオクターブの動きで素早く芯のある音を奏でなければいけません。

相当、難しい作品なので、この作品を最もうまく演奏しているマルタ・アルゲリッチさんの名演を参考にしてみてください。

Ryo

ハンガリー狂詩曲 第2番 嬰ハ短調Franz Liszt

いくつもの非常に難しい作品を世に生み出してきた作曲家、フランツ・リスト。

こちらの『ハンガリー狂詩曲 第2番 嬰ハ短調』は彼の作品のなかでも、屈指の難易度をほこる作品として知られています。

難易度としては非常に高く、人によっては『ラ・カンパネラ』よりも難しいと感じてしまうでしょう。

特にフリスカの部分は圧倒的な難易度をほこり、高速のパッセージはもちろんのこと、とてつもないスピードのオクターブもこなさなければなりません。

優秀な音大生でなければ、なかなか演奏できない作品ですが、良い経験にはなると思うので、ぜひ挑戦してみてください。

Ryo

スケルツォ第1番ロ短調 作品20Fryderyk Chopin

テクニックを突き詰めた作品を多く出している作曲家といえば、フランツ・リストをイメージする方が多いと思いますが、フレデリック・ショパンも負けてはいません。

彼の名曲である、こちらの『スケルツォ第1番ロ短調 作品20』は不協和音を効果的に使った難易度の高い作品として知られています。

和音と不協和音が緩急をつけながら入り乱れるため、表現力とテクニックの両方が求められる作品と言えるでしょう。

特に最初の高音から低音に下りながら展開される不協和音は、この作品の顔とも言えるフレーズなので、重点的に練習することをオススメします。

Ryo

幻想小曲集作品12 第2曲 飛翔Robert Schumann

ここで少しだけ簡単な楽曲を紹介したいと思います。

ロベルト・シューマンの名曲『幻想小曲集作品12 第2曲 飛翔』は、中級者から上級者に差し掛かる人にオススメの作品です。

上級の作品は速いパッセージやオクターブに加えて、繊細なタッチが求められることがほとんどです。

しかし、こちらの作品はタッチが非常に荒く、とにかく力強く速く弾くことが前提とされています。

速いパッセージに慣れてしまえば、演奏できる作品なので、これから上級者にステップアップしたい方は、ぜひ挑戦してみてください。

Ryo

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