【ピアノ初心者のための】便利なコードを覚えましょう!
ピアノを始める時にぜひ覚えて欲しいのが「コードネーム」です。
コードネームというのはコード(和音)の名前の事で、楽譜に書かれているCやG7、Am等です。
- ピアノ伴奏を簡単なコードで弾く方法
- キーボード初心者におすすめの練習曲
- キーボードが良く分かる。初心者のための基礎知識
- ピアノをはじめた初心者におすすめ!大人も楽しめる楽譜10選
- 美しいピアノロックから激しいラウドロックまで!キーボード・シンセがかっこいいバンド
- ピアノ弾き語りにおすすめ!平成~令和のヒット曲をピックアップ
- ピアノで弾けたらかっこいい!魅力抜群の名曲たちをピックアップ
- 【初級編】発表会で弾きたいおすすめのピアノ曲まとめ
- 【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする華やかな名曲たち
- ジャズピアノの名曲。世界の名ピアニストによるオススメのピアノジャズ
- ピアノの演奏テクニックを増やすコツ
- おすすめのラテンミュージック|ハイセンスな名曲を紹介
- ピアノを擁するバンドまとめ【ロック・ジャズ・バラード】
- 【保育】年長組で取り組みたい合奏曲
- 【スラップ・グルーヴ感満載!】ベースがっこいい曲まとめ
- 【映画音楽】洋画のテーマ曲。心に残るあの名曲・人気曲
- ジャズピアノの独学は難しい?教則本や入門書だけではダメな理由
- 【アコーディオン】おしゃれ&一度聴いたら忘れられない世界の名曲
- 【ソロギター初心者のための】おすすめの曲とフレーズ
クラシックの人もコードを覚えましょう
これはバンドでキーボードをやる人や、ポピュラーピアノを習いたい人だけでなく、クラシックをやろうという方等、全てのピアノを弾きたい方におススメします。
クラシックにはコードは関係ないと思う方もいるかもしれませんが、初心者がよく使っているバイエルの多くの曲は左手がC(ドミソ)F(ファラド)G(ソシレ)のコードでできている事が多いのです。
これを1曲1曲別物としてとらえるのではなく、メロディーとコードで考えれば譜読みもずっと楽になり、効率的な練習ができるのです。
例えばCというコードはドミソですが、このドミソを使って色々な伴奏ができます。
下の図のように、同時に弾く、バラバラに弾く、弾く順番を変えるといった事で一つのコードが様々に変化するわけです。
上の図は全てCです。
もちろんどのように弾くかは曲によって違うわけですが、自分で好きに変化させる事(アレンジ)が可能になるのです。
コードの覚え方まずはABC
さて、では実際にコードはどうやって覚えれば良いのでしょう。
コードはたくさんありますから、一度に全部覚えるのは大変です。
まずはルート(根音)を覚え、その後は好きな曲を弾きながらその曲の中で使われているコードを
覚えていきましょう。
ルートというのはコードを支えている音の事で、バンドではベースが担当している事が多いです。
Cはドミソというコードでしたが、Cのルートはドです。
Cm(シーマイナー)やC7(シーセブン)など様々な種類のコードがありますが、とにかく頭にCがつけばルートはドです。
下の図のようにAがあればルートは全てA(ラ)、Bの場合は全てB(シ)です。
まずはコードのルート音を覚えましょう。
ルートだけなら、2〜3曲お気に入りの曲を弾けばすぐに覚えてしまいますよ。
まず、好きな曲のコードつき楽譜を見ながら、左手でコードのルート音を弾きます。
楽譜の欄外のタイトル横などに下の図のようにABC・・・・を書いておきます。
くれぐれも5線にはルートのドレミを書かないでくださいね。
コードに♯(シャープ)や♭(フラット)がついていれば、その音にそのままつけて考えれば大丈夫です。
例えばA♯はラ♯、E♭はミ♭となります。
コードを覚えちゃおう!
ルートを覚えたら次はコード(和音)です。
これはルートと同時進行で良いと思いますが、好きな曲のコードつき楽譜を見ながら、コードのみを弾いてみましょう。
右手でも左手でも弾けると良いですね。
コードはこんな風に一つとびにできています。
一番下にAならラ、Cならドを置いて、その上に一つとび(3度ずつ)音を重ねればできあがります。
これは基本形で、Cの場合ドミソ、Gならソシレですが、最初の図でもわかるようにCはドミソでなくてもソドミでも、ミソドでもそれ以外でもドとミとソでできていれば良いのです。
まずは一つの形で良いので覚えてしまいましょう。
もちろん、覚えると言うのは、鍵盤上で弾けるという事です。
コードを覚える順番
コードは好きな曲、弾きたい曲で使われているものから覚えれば良いのですが、幼稚園の先生や保育士の方やそういった職業を目指している方は、まずは、よく出てくるハ長調、ト長調、ヘ長調、ニ長調の4つの調のⅠⅣⅤを覚えましょう。
ハ長調のⅠ・Ⅳ・ⅤはC・F・G、ヘ長調はF・B♭・Cです。
けっこう同じコードが使われている事がわかるでしょう。
押さえ方は色々ありますが、それはまた次回という事で、まずは基本形で練習してみてください。
ピアノは同時にたくさんの音が出せる楽器ですから、ハーモニーを担当する事が多いので、コードを知っているととても便利です。
その点で、練習用の電子ピアノやキーボードを購入する時にはぜひ同時発音数についても気にして下さいね。
同時発音数というのは同時に出せる最大の音の数の事で、同時発音数が多ければ両手を使った演奏はもちろん、ペダルを使って演奏する場合にも音切れすることなく演奏できるのです。
ライタープロフィール
ピアノ講師
岡太淳子
横浜在住、ピアノ・電子オルガン・リトミックの指導を行いながらバンド活動を続けています。
音楽が好き、ピアノが弾きたい方のために、初心者でも楽しめる方法を提案します。
コードで始める大人のピアノ
http://happy.ap.teacup.com/otona-piano/
JUNのピアノレッスン
http://piano-daisuki.at.webry.info
バンド初心者のための音楽レッスン
ウェブサイト:http://jun-music.com
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/user/keyjun28