日食なつこの名曲。おすすめの人気曲・代表曲まとめ
ピアノの弾き語りを基調としたサウンドアレンジと人の心に押し迫る歌声が支持されているシンガーソングライター・日食なつこさん。
岩手県花巻市出身で、音楽番組『ストリートファイターズ』への出場をきっかけにその存在を広く知られるようになりました。
心の底から湧き上がる感情をそのまま作品に落とし込んだ、その音楽性が聴いた人の胸に刺さります。
この記事ではRAG MUSIC編集部がオススメしたい、日食なつこさんの楽曲をまとめてみました。
どれもこれも素晴らしいので、ぜひ全曲チェックしていってください!
日食なつこの名曲。おすすめの人気曲・代表曲まとめ
うつろぶね日食なつこ
ピアノ流のダンスビートに乗せられたダンサブルな1曲が『うつろぶね』です。
2022年にリリースされたデジタル配信シングルで、アルバム『ミメーシス』にも収録されています。
卒業とともに社会という荒波に放り出される若者たちをテーマに作詞された歌詞は、そんな若者の不安や違和感、怒りを表現しているんですよね。
アニメーション作家、画家である小野ハナさんによるMVは、荒波をゆく船を独創的に描いた仕上がりになっています。
(濱田卓也)
水流のロック日食なつこ
2014年8月20日発売の3rdミニアルバム『瞼瞼』に収録されている楽曲。
日々を水の流れに例えて表現した歌詞が、まさに水のごとく流れるようなコード進行とマッチしており、編成もシンプルながらもくり返し聴きたくなります。
vapor日食なつこ
広島国際映画祭出品作品で国内外40以上の映画祭をにぎわせた映画『テロルンとルンルン』の主題歌として書き下ろされたのが『vapor』です。
2019年にリリースされたセカンド・フルアルバム『永久凍土』に収録された楽曲で、言葉にできない感情や気持ちを霧雨や雨粒で表現された1曲。
楽曲を制作するにあたって映画を鑑賞した日食なつこさんの思いが、ピアノの切ない音色と抒情的な歌声から感じられますよね。
ぜひ映画とともに曲を聴いてみてください!
(濱田卓也)
√-1日食なつこ
この世には存在しない数を意味するタイトルが付けられた『√-1』。
さまざまなものに振り回されて見落としてきたものに焦点を当てる1曲です。
2020年3月リリースのアルバム『ミメーシス』のリードトラックで、日食なつこさんがベンチに腰掛け歌うシーンとステージでグランドピアノを演奏するシーンで構成されたMVも公開されています。
分散和音を使用したアルペジオやリズミカルなバッキングのピアノが、楽曲のイメージを印象付けているんですよね。
(濱田卓也)
レーテンシー日食なつこ
冒頭から相手にさよならを告げる歌詞が印象的なのが『レーテンシー』です。
タイトルには「待ち時間」や「遅延」という意味があって、それらに振り回されて「攻め時を間違えるな」というメッセージが込められています。
2017年リリースのミニアルバム『鸚鵡』からの1曲で、日食なつこさんらしいダイナミックなピアノプレイが楽しめる曲でもあるんですよね。
河原で弾き語る様子を撮影したMVも、ぜひご覧ください!
明日を生きる活力が湧いてきます!
(濱田卓也)
悪魔狩り日食なつこ
歌謡曲とジャズを融合させたサウンドがカッコイイのが、2021年にリリースされたシングル『悪魔狩り』です。
リードトラックである『悪魔狩り』が先行配信されています。
疑いや裏切り、恐怖など狂気じみた歌詞の世界観が、聴いているとクセになるんですよね。
トランペットで参加しているクラブジャズバンド・SOIL&”PIMP”SESSIONSのタブゾンビさんが、楽曲を華やかに彩っています。
赤いドレスに身を包みピアノを演奏する日食なつこさんが登場するMVを、ぜひご覧になってみてください!
(濱田卓也)