Piano
ピアノをもっと楽しむWebマガジン
search
最終更新:
【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする名曲

【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする名曲

ピアノ発表会で演奏する楽曲は、誰しも悩んでしまうもの。

特に、曲の好みなどがはっきりしてくる小学生くらいのお子さんの発表会曲となると、どんな曲を選べば発表会映えするのか、考えてしまいますよね。

そこで今回は、小学生のお子さんが発表会の舞台で演奏するのにピッタリのピアノ曲をピックアップしてみました。

どれも比較的難易度が低く、演奏しやすいものばかりです。

楽曲の構成や演奏のコツにも触れているので、ぜひこれから迎える発表会の選曲の参考にしてみてください!

もくじ

【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする名曲

ピアノソナタ 第16番 K.545Wolfgang Amadeus Mozart

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのピアノソナタの中でも、特に有名な『ピアノソナタ第16番 K.545』。

「クラシックはよくわからないけれど、この曲は知っている」という方も多いはずです。

親しみやすく発表会映えするオススメの作品ですが、決して簡単に弾ける曲ではありません。

粒をそろえたり、左右のバランスをとったり、気をつけなければならない重要な要素が数多く含まれています。

ただ、このような有名曲を発表会の舞台で披露することは、大きな自信につながるはず!

怖がらずチャレンジしてみましょう!

ゆり

子供の領分 第1曲「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」Claude Debussy

大人が子供らしい気分に浸ることを目的としてクロード・ドビュッシーが作曲した、組曲『子供の領分』の第1曲『グラドゥス・アド・パルナッスム博士』。

ピアノ練習曲に挑戦する愛娘エマの様子を描いた作品とされています。

一生懸命練習する姿は、発表会の舞台に挑む子供たちと共通する部分がありますよね。

保護者の方々はきっと、この曲を立派に弾ききった姿に、大きな成長を感じられるはず。

「かっこいい曲があるよ、挑戦してみない?」とお子さんに提案してみてもいいかもしれませんね。

ゆり

ワルツエチュードWilliam Gillock

ウィリアム・ギロックの『ワルツエチュード』は、子供が駆け回っているような部分もあれば、優雅にステップを踏んでいる光景が目に浮かぶ部分もある、変化に富んだ作品です。

発表会で「かっこよかったよ!」と言ってもらうためには、聴いている人を飽きさせないインパクトのある演奏に仕上げたいところ。

この曲は、華やかで強弱や表現でたっぷり変化をつけられるので、強く印象に残る演奏に仕上げやすいといえるでしょう。

お友達やご家族をあっと驚かせる演奏をしたいお子さんにピッタリの作品です!

ゆり

エチュードアレグロ中田喜直

アップテンポで疾走感あふれる『エチュードアレグロ』は、発表会映えすること間違いなしの楽曲!

この作品は、童謡などの作曲者として知られる中田喜直さんが「子供のためのピアノ曲集を作ってほしい」という依頼を受けて作曲した、小品集『こどものピアノ曲』の中の1曲です。

ワクワクさせてくれる冒頭部分のあと静かな中間部がやってきて、明るい曲調が戻ってきたかと思いきや、そっと終わりを迎える、そんな変化を楽しみながら、勢いよく元気に弾けるとよいでしょう!

ゆり

野ばらFranz Schubert

ピアノ初心者の代表的な練習曲、『野ばら』。

偉大な作曲家、フランツ・シューベルトの作品です。

日本でも音楽の授業で、リコーダーを用いて演奏されることがあるため「どこかで聴いたことがあるメロディーだな」と感じる方も多いはず。

そんな『野ばら』はもともと、詩人ゲーテの詩に作曲された歌曲のため、メロディーが非常にシンプルでピアノでも演奏しやすい曲として知られています。

小さなお子さんでも取り組める難易度なので、ぜひ参考にしてみてください。

Ryo

続きを読む
続きを読む