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【珠玉の名演】日本が世界に誇る有名ピアニストとその名演を紹介

【珠玉の名演】日本が世界に誇る有名ピアニストとその名演を紹介

日本人の若手ピアニストの国際コンクール入賞や、SNSでのストリートピアノ演奏が世界的に話題となることも多い昨今。

磨かれたテクニックと高い表現力を兼ね備えた日本人の有名ピアニストが続々と登場し、常に世間をにぎわせています。

本記事では、若手ピアニストから、日本のピアノ界を支えてきたベテランピアニストまで、日本が世界に誇る名演奏家たちを、それぞれの名演とともにご紹介します。

お気に入りのピアニストとの出会いのきっかけになれば幸いです!

もくじ

【珠玉の名演】日本が世界に誇る有名ピアニストとその名演を紹介

Sergei Rakhmaninov:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 op18辻井伸行

盲目というハンディキャップを抱えながらも、それを一切、感じさせることのないテクニックで、世界的にも高い評価を集めているピアニスト、辻井伸行さん。

恐らく、日本のピアニストといえばと聞かれれば、多くの方が彼の名前をあげるのではないでしょうか?

そんな彼の名演としてオススメしたいのが、こちらの『Sergei Rakhmaninov:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 op18』。

ラフマニノフの曲らしく、オクターブが異常に多いのですが、それをさらっとこなし、さらに表現の深さも加えてしまう辻井伸行さんは天才と言えるでしょう。

Ryo

Mily Balakirev:東洋風幻想曲「イスラメイ」亀井聖矢

パリで主催される国際的なコンクール、ロン=ティボー国際音楽コンクール。

世界で10本の指に入るコンクールの一つですね。

大体のランクとしては10~8位のどれかといったところでしょうか?

そんなロン=ティボー国際音楽コンクールで優秀な成績を収めたのが、こちらの亀井聖矢さん。

豊かな表現力が魅力のピアニストですね。

こちらの『Mily Balakirev:東洋風幻想曲「イスラメイ」』では、そんな彼の激しさと柔らかさを感じる演奏が収録されています。

Ryo

Maurice Ravel :亡き王女のためのパヴァーヌ藤田真央

日本でもトップクラスの実力をほこるピアニスト、藤田真央さん。

ショパン国際ピアノコンクールよりもさらにレベルの高い、チャイコフスキー国際コンクールで2位に輝いた化け物です。

そんな彼の名演が、こちらの『Maurice Ravel :亡き王女のためのパヴァーヌ』。

難易度としては中級者でも演奏できるレベルの作品ですが、この作品をここまで高い完成度と表現力で演奏できる人はそうそう居ません。

ホンモノの演奏を聴きたい方は要チェックのピアニストです。

Ryo

Franz Liszt:愛の夢 第3番反田恭平

2021年の第18回ショパン国際ピアノコンクールで、日本人として51年ぶりに2位を受賞した日本を代表するピアニスト、反田恭平さん。

ピアニストに限らず演奏家は実力だけではなく、キャラクターや露出度でも人気が変わります。

反田恭平さんは前者のタイプで、圧倒的な実力で人気を集めているピアニストですね。

そんな彼の名演が、こちらの『Franz Liszt:愛の夢 第3番』。

リストの難しい作品として有名な本作。

演奏家としては長いソプラノのパートをどう聴かせるかがキモなのですが、反田さんはバスを効かせることで曲調にメリハリをつけています。

Ryo

Frederic Chopin:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11角野隼斗

全国的な人気をほこるピアニスト、角野隼斗さん。

ショパン国際ピアノコンクールの三次予選までは通ったことがあり、トップクラスではないにしろ、十分に高い実力を持つピアニストです。

現在はYouTuberとしても活躍されていますね。

そんな彼の名演が、こちらの『Frederic Chopin:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11』。

冷静に弾きながらも、パッションを開放する演奏スタイルは、耳はもちろんのこと目でも楽しめますよね。

Ryo

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