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一度は聴きたい有名ピアニスト
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一度は聴きたい有名ピアニスト

一度は聴きたい有名なピアニストを紹介!

インストゥルメンタルが苦手な方でも、ピアノの楽曲はついつい聴いちゃう人って、結構多いですよね?

ピアノってギターのようにエフェクトをかける楽器ではないため、音色の個性は分かりづらいのですが、その分聴く人をえらばないんですよね。

今回はそんなピアノを自分の肉体のように操る、プロフェッショナルなピアニストを紹介しています!

海外のピアニストはもちろんのこと、日本のピアニストも紹介しています。

結構詳しく解説しているので、日ごろからクラシックを聴いている方でも楽しめると思いますよ!

それではゆっくりとご覧ください!

もくじ

一度は聴きたい有名ピアニスト

モーツァルト:ピアノソナタ第12番 ヘ長調 K. 332Artur Schnabel

20世紀前半を代表するベートーヴェンの演奏家として知られているオーストリア出身のピアニスト。

彼は、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音と、ピアノ協奏曲全曲録音を史上初めて完成した名ピアニストです。

1924年にピアノ・ソナタ全曲とディアベリ変奏曲の楽譜の校訂をし、1927年にはベートーヴェンの没後100年を記念して、7夜に渡るソナタの全曲演奏会を開きました。

彼の演奏は技巧よりも表現を重視していますが、大げさに表現するのではなく、作曲家の内面的な精神と外面的なの造形を絶妙に両立させた表現に徹しました。

HATSUMI

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番Sergei Vasil’evich Rachmaninov

19世紀から20世紀に掛て活躍したロシア出身のピアニストであり、作曲家、指揮者であったラフマニノフ。

現代では作曲家としての名声が高い彼ですが、生前は自作を演奏するピアニストとして名声を高めていました。

その腕前は、超絶技巧で有名なリストと並び称されるほどであったと言います。

動画はラフマニノフが自作の曲を演奏している貴重な音源であり、彼がどのような音楽観を持っていたのかを知る手がかりの1つとなっています。

HATSUMI

ショパン:子犬のワルツ変ニ長調 Op 64-1Stanislav Bunin

スタニスラフ・スタニスラヴォヴィチ・ブーニンさんは1966年生まれのロシアのピアニストです。

わずか19歳のときに第11回ショパン国際ピアノコンクールで圧倒的な優勝を勝ち取り日本でも「ブーニン・フィーバー」が巻き起こりました。

この曲は子犬が自分の尾を追い掛け回している情景を作曲したものだといわれていて、「1分間ワルツ(Minute Waltz)」という愛称でも親しまれています。

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op. 23 第一楽章辻井伸行

辻井伸行さんは1988年生まれの日本のピアニストです。

出生時から眼球が成長しない「小眼球」と呼ばれる原因不明の障がいを負っていました。

2009年ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにおいて日本人として初優勝。

テレビ出演も手伝って人気を博しました。

この曲の第1楽章冒頭は初版ではアルペッジョでしたが、ピアノによる分厚い和音となるなど2度にわたり改訂されています。

久石譲:Summer久石譲

世界的にも有名な現代の日本の作曲家といえばこの人ではないでしょうか?

作曲家としての名声もさることながら、自身のコンサートツアーでは主にピアニストとして出演し、その腕前を披露しています。

今ではジブリ作品の音楽を手掛けていることで有名ですが、もともとは現代音楽の作曲家として活動をしていました。

彼は、音の動きを最小限に抑えパターン化された音型を反復させる現代音楽である「ミニマル・ミュージック」に影響を受け、先人たちの楽曲を分析しながら、ミニマル・ミュージックを手掛けていました。

HATSUMI

ショパン:ピアノ協奏曲第2番Arthur Rubinstein

アルトゥール・ルービンシュタインさんは1887年、ポーランド出身のピアニスト。

さまざまな作曲家の作品の演奏で国際的な名声を博し、特にショパンの演奏では同時代の最も優れたピアニストであるとされています。

スペインや南米の作曲家、さらにラヴェルやドビュッシーの作品にも早くから取り組みました。

この曲は第2番という番号ですが、第1番よりも先に作られました。

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