【初心者向け】ピアノで演奏したいオススメのジブリの曲
日本を代表する数々のアニメーション映画を生み出してきたスタジオジブリ。
胸を打つ物語とともに、数々の名曲も生まれました。
その多くは作曲家やピアニストとして活躍する久石譲さんが手がけており、ピアノの練習にもぴったりな楽曲がたくさんあります。
そこでこの記事では、ピアノ初心者の方にオススメしたいジブリの曲を紹介します。
歌詞の入った曲だけではなく、歌詞がなくとも視聴者の心に大きなインパクトを与えた曲もピックアップしました。
ぜひお好きなジブリ作品の曲から、ピアノを始めてみてくださいね!
もくじ
【初心者向け】ピアノで演奏したいオススメのジブリの曲
いつも何度でも千と千尋の神隠し
温かい歌声と懐かしさを感じるメロディーが、心を穏やかにしてくれる、映画『千と千尋の神隠し』の主題歌。
木村由美さんが、ライアーと呼ばれるたて琴でコードをポロンと奏でながら歌われている姿が、記憶に残っている方も多いのではないでしょうか?
シンプルなコードの上に、横に流れていく穏やかなメロディーが重なっているため、手のポジション移動が少なく、ピアノでも弾きやすい作品です。
シンプルな構成の美しさを味わいながら、丁寧に演奏しましょう。
(ゆり)
やさしさに包まれたなら魔女の宅急便
映画『魔女の宅急便』のエンディングテーマとしておなじみの、荒井由実さんの楽曲です。
つい口ずさみたくなってしまうような、どこか懐かしさを感じさせる素朴なメロディーがステキですよね。
左手の音域が狭く、右手に意識を向けやすいので、両手奏に慣れていないピアノ初心者の方でもチャレンジしやすい作品です。
右手のメロディーをマスターしたら、左手のベース音のみ1小節に1音ずつ入れていき、慣れてきたら伴奏にアレンジが加わったパターンにも挑戦してみましょう。
(ゆり)
君をのせて天空の城ラピュタ
切なくロマンティックな雰囲気で、ピアノに挑戦される大人の方から高い人気を得ている、映画『天空の城ラピュタ』の主題歌です。
メロディーラインが非常に美しいため、伴奏がシンプルでもメロディーに特に装飾が施されていなくても、十分に原曲の感動的な世界観を味わえます。
左手の音域がそれほど広くないため右手の流れに集中しやすく、初心者の方にもオススメです!
まずは両手とも単音で流れていくアレンジをマスターし、徐々に和音の伴奏など音に厚みのある楽譜にもチャレンジしていきましょう。
(ゆり)
もののけ姫もののけ姫
米良美一さんの、包み込むような歌声と幻想的なサウンドに、心奪われた方も多いはず!
メロディーの美しさが印象的な映画『もののけ姫』の主題歌は、ゆったりとしたテンポでリズムも複雑ではないため、ピアノで演奏しやすい楽曲です。
もの悲しい原曲の雰囲気を再現するには、音域の低いフレーズは静かに、音域が高くなるにつれて音量を上げ盛り上げていくのがポイント!
表現に意識を向けることで、音数が少なくても完成度の高い演奏に仕上がりますよ。
(ゆり)
風の谷のナウシカ風の谷のナウシカ
映画『風の谷のナウシカ』の楽曲として知られているのにもかかわらず、映画の内容とかけ離れていることから本編には使用されず宣伝にのみ使われたという、珍しいエピソードを持つ楽曲です。
爽やかで美しい曲なのにもったいないですよね。
メロディーは動きが細かいように聴こえますが、音の跳躍が少なく、左手の伴奏もほとんどポジション移動をすることなく演奏できます。
繰り返し練習することで、初心者の方でも比較的スムーズに指を運べるようになるでしょう!
(ゆり)
となりのトトロとなりのトトロ
トトロとサツキ、メイが乗ったネコバスが星空を駆け抜ける映像が目に浮かぶ、映画『となりのトトロ』のエンディングテーマ!
『さんぽ』とともに、ジブリソングの中で高い人気を誇る1曲です。
メロディーの音が小節をまたぐフレーズなどは、両手奏がやや難しく感じられるかもしれませんが、左手の伴奏がシンプルなアレンジで練習すれば、右手のリズムもとらえやすいでしょう。
音を長く伸ばす部分で突っ込んでしまわないよう、しっかりカウントしながら弾いてみてくださいね。
(ゆり)