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【ベートーヴェン】ピアノで簡単に弾ける珠玉の名曲をピックアップ

【ベートーヴェン】ピアノで簡単に弾ける珠玉の名曲をピックアップ

音楽史において最も偉大な作曲家の1人、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。

32曲のピアノソナタをはじめ、交響曲、室内楽曲、オペラ、宗教曲など、さまざまな形式の名曲を残したことでも知られ、生誕から250年以上経過した今でも、世界中で愛されているクラシック作曲家の1人です。

今回はそんなベートーヴェンの作品のなかでも、ピアノで演奏しやすい比較的簡単な楽曲をピックアップしました。

ピアノ独奏用に作曲されたものに限らず、交響曲のアレンジなど幅広くセレクトしていますので、ぜひご自分にピッタリの作品を見つけてチャレンジしてみてくださいね!

【ベートーヴェン】ピアノで簡単に弾ける珠玉の名曲をピックアップ

パイジェッロの歌劇 「水車屋の娘」の二重唱 「わが心もはやうつろになりて」による6つの変奏曲 WoO.70Ludwig van Beethoven

子どもの発表会でも演奏されることが多いベートーヴェンの名曲『パイジェッロの歌劇「水車屋の娘」の二重唱「わが心もはやうつろになりて」による6つの変奏曲 WoO.70』。

この作品は曲順を追って華やかに展開されていきます。

第6変奏は47小節とやや長いものの、基本的な難易度は低く、中級や初級のなかの上位にあたる作品です。

16分音符の音型の練習になるため、左右で弾く練習を終えた方はぜひ挑戦してみてください。

Ryo

交響曲第9番 ニ短調 Op.125 第4楽章より「歓喜の歌」Ludwig van Beethoven

合唱作品としても親しまれているベートーヴェンの名曲『交響曲第9番 ニ短調 Op.125 第4楽章より「歓喜の歌」』。

難易度は中級程度で子供のピアノ発表会でも演奏されることがあります。

そんなこの作品の特徴は冒頭の不協和音。

ここのインパクトが強いため、力強く演奏するようにしましょう。

その後は右手と左手のバランスを意識しながら、歌を思い浮かべて、アクセントやフレージングを表現するのがオススメです。

楽譜によっては初心者でも演奏できる作品なので、ぜひチェックしてみてください。

Ryo

ピアノソナタ第8番 ハ短調 Op.13-2「悲愴」第二楽章Ludwig van Beethoven

ベートーヴェンの初期のピアノソナタで特に人気を集める作品、『ピアノソナタ第8番 ハ短調 Op.13-2「悲愴」第二楽章』。

この作品の難易度は中級程度で、うまい初心者なら取り組めるといったところです。

この作品は弦楽四重奏のような4声の形を取っているため、それぞれのパートのバランスを考える必要があります。

主役はあくまでもソプラノなので、右手と左手のバランスを常に意識しながら練習しましょう。

また、第3楽章を練習してから第2楽章に取り組むのもオススメです。

Ryo

6つのエコセーズ WoO.83Ludwig van Beethoven

スコットランドの舞曲、エコセーズを取り入れたベートーヴェンの名作『6つのエコセーズ WoO.83』。

初心者向けの作品として知られており、『エリーゼのために』や『月光 第1楽章』の次に初心者に演奏されることが多い作品です。

この作品のポイントはテンポの速さにあります。

基礎ができてないとアンバランスな音になってしまうため、速度表記や音の強弱を意識するようにしましょう。

表現力があると一気に聴き映えるので、ぜひ挑戦してみてください。

Ryo

7つのバガテル Op.33 第1番Ludwig van Beethoven

ベートーヴェンの名作『7つのバガテル Op.33 第1番』。

もともとピアノソナタの楽章の候補として作られた作品のため、やや難しい部分があるものの、全体としては初心者でも取り組みやすい簡単な曲調にまとめられています。

変ホ長調にまとめられた本作は、全体的にゆったりとしたリズムでまとめられており、次のフレーズまでの時間もしっかりと取れます。

ベートーヴェンの作品のなかではややマイナーですが、演奏しているピアニストが多いので、ぜひ参考にしてみてください。

Ryo

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