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【ピアノ発表会】男の子にオススメ!かっこいい&聴き映えする楽曲

【ピアノ発表会】男の子にオススメ!かっこいい&聴き映えする楽曲

「ピアノは女の子の習い事」そんな固定観念はいまや通用しないほど、ピアノを習う男の子が急増しているのをご存じでしたか?

近年では、ストリートピアノの流行も影響しているのか、「息子にも弾けるようになってほしい!」と、ピアノを習わせる保護者の方も多いんです!

そこで本記事では、ピアノを習うお子さんが必ず経験する発表会の曲の候補曲として、男の子にピッタリのかっこよくて舞台映えする作品をご紹介します。

先生から「何か弾きたい曲はある?」と聞かれた際に答えられるよう、早めにめぼしをつけておいてはいかがでしょうか?

もくじ

【ピアノ発表会】男の子にオススメ!かっこいい&聴き映えする楽曲

子供のためのアルバム 作品39-20「ババヤガ(魔女)」Pyotr Tchaikovsky

なにか悪いことが起こりそうな、不穏な空気が漂う『子供のためのアルバム 作品39』の第20曲『ババヤガ(魔女)』。

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーが甥にささげたピアノ小品集の中の1曲です。

ババガヤとは、ロシアに古くから伝わる民話に出てくる、人間の肉を食らう恐ろしい魔女の名前。

まさに、曲の雰囲気とピッタリですよね。

スピード感と力強い曲調で、ピアノを習っている男の子からの支持の厚い作品でもあります。

かっこいい衣装を身にまとい、歯切れよく演奏しましょう!

ゆり

子供の領分 第1曲「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」Claude Debussy

大人が子供らしい気分に浸ることを目的としてクロード・ドビュッシーが作曲した、組曲『子供の領分』の第1曲『グラドゥス・アド・パルナッスム博士』。

ピアノ練習曲に挑戦する愛娘エマの様子を描いた作品とされています。

一生懸命練習する姿は、発表会の舞台に挑む子供たちと共通する部分がありますよね。

保護者の方々はきっと、この曲を立派に弾ききった姿に、大きな成長を感じられるはず。

「かっこいい曲があるよ、挑戦してみない?」とお子さんに提案してみてもいいかもしれませんね。

ゆり

ワルツエチュードWilliam Gillock

ウィリアム・ギロックの『ワルツエチュード』は、子供が駆け回っているような部分もあれば、優雅にステップを踏んでいる光景が目に浮かぶ部分もある、変化に富んだ作品です。

発表会で「かっこよかったよ!」と言ってもらうためには、聴いている人を飽きさせないインパクトのある演奏に仕上げたいところ。

この曲は、華やかで強弱や表現でたっぷり変化をつけられるので、強く印象に残る演奏に仕上げやすいといえるでしょう。

お友達やご家族をあっと驚かせる演奏をしたい男の子は、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

ゆり

エチュードアレグロ中田喜直

アップテンポで疾走感あふれる『エチュードアレグロ』は、発表会映えすること間違いなしの楽曲!

この作品は、童謡などの作曲者として知られる中田喜直さんが「子供のためのピアノ曲集を作ってほしい」という依頼を受けて作曲した、小品集『こどものピアノ曲』の中の1曲です。

ワクワクさせてくれる冒頭部分のあと静かな中間部がやってきて、明るい曲調が戻ってきたかと思いきや、そっと終わりを迎える、そんな変化を楽しみながら、勢いよく元気に弾けるとよいでしょう!

ゆり

ルパン三世のテーマ ’78大野雄二

リアルタイムで見ていない世代でも必ず知っている、国民的アニメ『ルパン三世』のテーマ曲!

アニメが放送された年代によってテーマのアレンジは異なりますが、『ルパン三世のテーマ ’78』がもっともポピュラーで人気が高いといえるのではないでしょうか?

刻みがかっこいいイントロ部分を聴くだけでテンションが上がってしまうのは、子供たち含め全世代共通!

発表会で演奏すれば、本人が気持ちよく弾けるのはもちろん、観客もノリノリで聴いてくれるでしょう!

ゆり

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