Piano
ピアノをもっと楽しむWebマガジン
search
最終更新:
大人のピアノ初心者におすすめ! 美しい&おしゃれなピアノ曲

大人のピアノ初心者におすすめ! 美しい&おしゃれなピアノ曲

私たちの心を癒やしてくれるピアノの透き通る音色。

今、大人になって改めてその魅力に気づき、「聴くだけでなく自分でも演奏してみたい!」と思われる方や、子供の頃は練習が面倒でピアノレッスンが苦痛だったけれど、大人になってもう一度練習して弾けるようになありたいと習い始める方が増えています。

本記事では、そんな大人のピアノ初心者やブランクのある経験者の方にオススメの美しい&おしゃれなピアノ曲をご紹介します!

クラシックから洋楽、邦楽、映画音楽まで、幅広く選曲していますので、お気に入りの1曲選びにお役立てください。

もくじ

大人のピアノ初心者におすすめ! 美しい&おしゃれなピアノ曲

カントリー・ロード本名陽子

スタジオジブリが1995年に制作、後悔されたアニメ映画『耳をすませば』の主題歌『カントリー・ロード』は、どこかノスタルジックで懐かしいメロディの美しさと、優しい響きを持った本名陽子さんの歌声が心に響く名曲です。

実はアメリカのカントリー系の著名なシンガーソングライター、ジョン・デンバーさんの楽曲『故郷へかえりたい』の日本語カバーなのですが、不思議と日本人の琴線に触れるメロディなのですよね。

そんな『カントリー・ロード』を若い頃に映画で見て知って、大人になった今改めてピアノで弾いてみたい、という方もいらっしゃるはず。

ポップス系のソロピアノは初心者向けの楽譜も多く、特にジブリ映画の主題歌はアレンジも豊富ですし、誰でも知っているような曲も多いですから初心者の方にもおすすめと言えそうですね。

とても素直なメロディラインは右手だけならすぐに弾けるようになりますし、両手でピアノを弾く練習にもよさそうです。

原曲のキーにこだわらないのであれば、Cメジャーキーの楽譜を選べば譜読みも簡単で弾きやすいですよ!

KOH-1

エトピリカ葉加瀬太郎

クラシックやポップスなどのジャンルにとらわれない、自由な発想から生まれる作曲センスで多くの名曲を生み出してきたバイオリニスト兼作曲家の葉加瀬太郎さん。

葉加瀬さんの作る美しいメロディをピアノで弾いてみたいけど難しそう、と思われているピアノ初心者の方やブランクがある方も多いでしょう。

こちらで紹介している『エトピリカ』は、葉加瀬さんの代表作の1つである『情熱大陸』のエンディング曲として多くの人に親しまれている名曲。

メインのメロディラインはとても覚えやすく、カノン進行をさらりと取り入れているところや途中で雰囲気が変わる展開なんかもおしゃれですよね。

本来はピアノ曲ではないのですが、ソロピアノ用にアレンジされた初級レベルの楽譜も多く発表されており、初心者でも挑戦しやすい楽曲と言えましょう。

KOH-1

彼こそが海賊Klaus Badelt/Hans Zimmer

『彼こそが海賊』という邦題でも有名な『He’s a Pirate』は、大人気映画シリーズ『パイレーツ・オブ・カリビアン』の記念すべき第1作目、2003年に公開された『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』の劇中歌として知られる名曲です。

思わず冒険に出かけたくなってしまうような勇壮なメインフレーズやサウンドは、映画の劇中歌という枠内をこえてテレビ番組などでも頻繁に使われており、映画を見たことがなかったとしてもこの曲のメロディは知っているという方もいらっしゃるでしょう。

もともとはオーケストラ曲ですが、人気曲ですからソロピアノのアレンジも多く公開されています。

楽曲の世界観をピアノで可能な限り再現する、となればどうしても難易度も高くなってしまいますが、左手は土台となるベースラインの和音を弾いてリズムをキープ、力強いメロディを奏でる右手をサポートする形で弾けば初級レベルの方であっても原曲の雰囲気は演出できるはず。

まずはゆったりとしたテンポで練習して、少しずつテンポアップしていくといいでしょう。

とはいえ恥ずかしがらず、自分なりの大胆な演奏を心がけてほしいですね!

KOH-1

See You AgainWiz Khalifa

大人気ラッパー、ウィズ・カリファさんが同じく大人気のシンガーソングライター、チャーリー・プースさんをフィーチャーして2015年にリリースして世界的に大ヒットした名曲『See You Again』。

同年に公開された映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』の主題歌であり、同シリーズに出演していた俳優で2013年に事故で急死してしまったポール・ウォーカーさんに捧げられた曲としても有名ですよね。

チャーリーさんが歌うパートはそんな曲の背景を知らずとも自然と涙が出てしまうほどに美しく、原曲がピアノの伴奏で歌われていることもありますから、ソロピアノで弾くに適していると言えそうですね。

ラップ部分をピアノで表現するのは難しいため、メロディパートを右手で追って左手でコードを弾くだけでも十分でしょう。

左手の和音がまだ難しい、という方であればベースとなる1音を弾くだけでも問題ないですよ。

原曲をよく聴いて、歌詞に込められた意味を噛み締めながら美しいメロディラインを弾いてみてくださいね。

KOH-1

Beauty and the BeastAlan Menken

美しいメロディラインを耳にしただけで、劇中のシーンを思い出して思わず泣けてしまうという方も多いのでは?

第64回アカデミー賞歌曲賞も受賞、世界的なヒットを記録した『Beauty and the Beast』は、1991年のディズニーアニメ映画『美女と野獣』のテーマ曲として書き下ろされた名曲中の名曲です。

原曲はボーカル入り曲ですが、ぜひこの曲をピアノで弾いてみたいというディズニーアニメ好きも多いはず。

ゆったりとした4拍子のリズムでメロディをなぞるだけなら難しくはないですが、ディズニーアニメの曲は凝ったコード進行の楽曲が多いということはぜひ注目してほしいです。

こちらの『Beauty and the Beast』もsus4やセブンスコードが効果的に使われているのがとてもおしゃれですから、初心者向けのアレンジでも左手で慣らしている音と右手のメロディが重なった時の響きをしっかり感じ取りながら演奏してみてくださいね。

KOH-1

続きを読む
続きを読む